
ロシア極東地方で、警官が高速で突っ走る霊柩(れいきゅう)車に不審を抱いて調べたところ、ひつぎの中から500キロあまりに上る量の「キャビア」を発見した。
霊柩車の運転手は警官にハバロフスクへ女性の遺体を運ぶために急いでいたと主張したが、警官が車内を調べたところ、遺体はなくひつぎの中にキャビアが隠されているのを見付けたという。

ソ連崩壊後の乱獲によりチョウザメの個体数は劇的に減少した。ロシアは13年前、カスピ海で商業目的のチョウザメ漁に対して暫定停止措置を適用している。
現在ロシアではキャビアは許可を持つ特別養殖場などで生産されており、その量は毎年数トンとなっている。

世界三大珍味であるキャビアは、世界的に需要が多く、違法な生産活動も多い。霊柩車はキャビアをハバロフスクへ運ぼうとしていたが、ハバロフスクは中国領にとても近い。たぶん、密輸目的だと思われる。
なお、葬儀場の関係者は約2万5000ルーブル(約4万7000円)で荷物を運ぶよう頼まれたと説明。しかし、荷物の中身は知らなかったと主張している。でも、500キロの遺体はほぼありえないので、この主張は通らない。
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