
ウヤンとダイナと名づけられたホラアナライオンの動画が公開された。
この夏、ロシア・サハ共和国の永久凍土層から、凍った状態のホラアナライオンの子どもが2体発見された。とても保存状態がよく、1頭は毛皮までそのまま保存されていた。
ホラアナライオンは、ユーラシア大陸や北米大陸で骨や足跡の化石が見つかっているが、このような状態で発見されたのは、同種としては初めてのことである。

ホラアナライオンの母親は出産後、赤ちゃんを他の捕食者から守るために、穴や洞窟などに隠していた。ところが、地すべりか起き、2頭は永久凍土に閉じ込められてしまった。これは研究者の推測だが、たぶん、このようなことが起こったのだろう。

ホラアナライオンは、現在のライオンの亜種で、洞窟だけでなく広い草原でも行動していたようだ。また、現在のライオンと比べると、かなり寒い地方に棲息していた。寒さの中で生き残るための適応メカニズムが何かあったはずである。

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