
英国のヘンリー王子は先月の26日、アフリカ南部にあるレソトに児童養護施設を開設した。この施設は王子自身が創設した慈善団体が運営する。

標高が高いので「天空の王国」とも呼ばれているレソト王国は周囲を南アフリカ共和国に囲まれたイギリス連邦加盟国である。美しい国であるレソトだが、貧困、干ばつ、そしてHIV(エイズウイルス)感染者が1990年代以降激増し、そのために人口が激減している。両親が亡くなっての孤児が多い。

ヘンリー王子とレソトとの関係だが、王子がイートン校を卒業した後の長期旅行で、レソトの孤児院で奉仕活動を行ったりしていた。レソトでこの国のセーイソ王子に出会い、レソト国内の子供達と若者達を助けたいと考え、医療や教育を提供する慈善団体「サンタバリー」を設立した。

サンタバリーとはレソト王国の現地語で「わすれな草」という意味があり、ヘンリー王子とレソト王国のセーイソ王子が、それぞれの他界した母ダイアナ元妃とマモハト妃を記念して設立した。

<youtube link>
- 関連記事
-
- 歓喜の瞬間・クリスマスツリーの下に、新しい弟が寝ていた (2015/12/08)
- 親切なドライバー・子馬をレスキュー (2015/12/07)
- 英ヘンリー王子が、レソトに児童養護施設を開設した (2015/12/02)
- 一足先にクリスマスがやってきた。作業中に煙突が崩壊、でも無事だった (2015/11/28)
- インドのバードマン、毎日、野生インコに餌を与えている (2015/10/31)
スポンサーサイト