
長年にわたりパーキンソン病を患っていたアリ氏は5月30日から呼吸器系の病気で入院。6月3日に亡くなった。74歳だった。アリ氏は、ヘビー級ながらも軽いフットワークと素早いパンチが持ち味で、「チョウのように舞い、ハチのように刺す」というフレーズが有名だった。

1960年、ローマオリンピックのボクシングライトヘビー級で金メダルを獲得した。その後プロに転向、1964年ソニー・リストンを破り世界ヘビー級王者となる。イスラム教に改宗し、本名もカシアス・クレイからモハメド・アリに改名した。ベトナム戦争の徴兵を拒否し、世界王者のタイトルを剥奪され、およそ4年間にわたって試合を禁じられた。しかし、その後2度にわたって王者に返り咲いた。

引退後、試合のダメージが原因とみられるパーキンソン病にかかり、長年闘病していた。1996年のアトランタオリンピック開会式では、聖火台の点火者を務めている。

<カシアス・クレイ対ソニー・リストン 1964年>
<youtube link>
<「世紀の対決」 アリ対ジョー・フレージャー 1971年>
<youtube link>
<「キンシャサの奇跡」 アリ対ジョージ・フォアマン 1974年>
<youtube link>
<3度目の王座 アリ対レオン・スピンクス 1978年>
<youtube link>
<アトランタ・オリンピック開会式 1996年>
<youtube link>
- 関連記事
-
- 天然キャラの中国女子水泳選手が大人気・リオ五輪 (2016/08/11)
- ネットで大人気、ドミニカ女子バレー「ウィニフェル・フェルナンデス」選手 (2016/07/19)
- プロボクシング元ヘビー級世界王者、モハメド・アリ氏が死去 (2016/06/05)
- これは鳥肌レベル、女子4×400mリレー、アンカーの信じられない力走・アイルランド (2016/05/02)
- これは気まずい最悪なオウンゴール・セリエA (2016/04/21)
スポンサーサイト