
ダーツボードをご存じだろうか? そう、ダーツの的である。では、ダーツボードの中はどうなっているのだろう?
先にダーツの歴史からだが、起源はイギリスで起こった薔薇戦争で兵士がワインの樽に矢を放ったことからである。そこから進化し、矢は短くなりダーツボードは樽から木を輪切りにし円盤状にしたものにした。木なのでダーツが刺さりにくい。そこで木はいつも水につけていた。ところが、この的を使い続けると的からいやな臭いがした。

そこで、より刺さりやすくかつ臭いもしないものとして、ロープ等に使われているサイザルアサを圧縮して輪切りにしたものをボードの上に重ねるようにした。この的(ブリッスルボード)が現在の主流となっている。サイザルアサを使ったのは、しっかりと刺さるということもあるが、安価な素材だったからである。
なお、現在ダーツボードには、ソフトダーツボードとハードダーツボードの2種類があり、ソフトの方は、プラスチック素材を使い、ハードの方はブリッスルボードを使っている。


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