過酷な砂漠でのレースを一緒に走ったワンコ「ゴビ」

a2016-8-9gobi (1)

250キロの砂漠を7日間で走破するレースがある。年に4回あって、基本的な開催場所がエジプトのサハラ砂漠、チリのアタカマ砂漠、中国のゴビ砂漠、そして南極大陸。南極大陸は走る距離が短くて100キロ、ただし、3つの砂漠を走るレースのうち二つを完走していないと出場資格はない。
基本は自給自足なので、選手は7日間の食料などを担いで走らないとならない。なお、水だけは主催者側から支給される。

a2016-8-9gobi (2)

オーストラリア人のディオン・レオナルドさんはゴビ砂漠マラソンに参加した。大会2日目に、スタート地点で1匹の小さな犬が自分を見上げていることに気が付いた。それが、彼女との出会いだった。レオナルドさんが走り出すと、小さなメス犬はレオナルドさんの後を追いかけてきた。実はレオナルドさん、大会1日目に、犬がレースに参加?していたことは知っていた。2日目になって、この犬はレオナルドさんに付いていこうと決めたらしい。夜になると、犬はレオナルドさんのテントに入り込んできた。水や食料を与え、寄り添って寝ることにした。彼は彼女に「ゴビ」という名前を付けた。

a2016-8-9gobi (3)

大会3日目もゴビはスタートから一緒に走った。もうゴビはレースクイーン?のようにすっかりこの大会のアイドルとなった。多くの選手が彼女と一緒に写真を撮り、ブログに掲載してくれた。
大会4日目になると、気象条件が厳しくなった。砂漠なので気温が50度を超えることもある。さらに、山脈を超えなくてはならない。体の小さなゴビがレースを継続することは不可能となった。そこで、レースの主催者が、ゴビをゴールまで連れて行くことにした。ゴビはそこでレオナルドさんを待ち、彼がゴールすると走り寄ってきた。ゴビはだいたいレースの半分を走ったことになる。

a2016-8-9gobi (4)

このようにゴビとの深い絆ができると、何とかしてゴビを自宅に連れて帰りたいと思う。奥さんに電話をすると、「飼っている猫を気に入るかしら」と言われた。
レオナルドさんが現在住んでいるのはイギリスのエジンバラ、そこにゴビを連れ帰るには、4カ月にわたる検査や検疫が必要で、多額の費用もかかってしまう。そこで、ネット上で資金援助を求めたところ、1万3330ドル(約135万円)が集まった。検査や検疫にはこの半分ぐらいですみそうなので、余ったお金は、アニマルシェルターなどに寄付するとレオナルドさんは述べている。
現在ゴビは、中国に住むレオナルドさんの友人の家に預けられている。クリスマス頃に、エジンバラにやってくる予定である。最高のクリスマスプレゼントになりそうだ。

a2016-8-9gobi (5)


youtube link


youtube link


<ゴビ砂漠マラソン2016・レースハイライ​​ト>


youtube link
関連記事
スポンサーサイト

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する